家づくりコラム
2022.08.26
赤・赤色|インテリアへの取り入れ方|カラーコーディネーターのコラム
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コーディネーターの長澤です。カラーコーディネーター検定1級の資格を持つ私が、色が与える心理的な効果と、インテリアへの取り入れ方についてお話します。初回は当社のロゴにも使用している「赤」です。
「赤」
『赤』と聞いてイメージするものって何でしょう?
太陽・火・りんご・情熱・エネルギー・興奮 etc...
などが思いつきます。
また、赤は人を惹きつける力がある色、
前に出て見える色、
やる気になる色、
食欲が出る色...などと言われています。
安売りの店や、食に関する会社のコーポレートカラーで使われることが多いです。
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私は個人的に赤が好きです。
インテリアでいうと面積の多い部分ではなく、
部屋の中のファブリックなどでアクセントに使うことが多いです。
また、寒がりな私は暖かさをイメージできる色として
冬には少し多めの分量で赤を取り入れています。
一般的にインテリアショップや通販のカタログでも
冬になると赤系の色が多いのは暖かいイメージがするからです。
インテリアに「赤」を取り入れるには?
お家の色決めの時に、赤をベース部分に取り入れることはなかなか勇気が必要です。
家具や照明、細部までこだわらないと
生活空間として成立させるのは難しいと思う方が多いと思います。
逆に細部までこだわれば、外国の映画に出てくるようなインテリアも叶いそうですね。
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キッチンを赤にするのもいいですね。
赤のキッチンは実際に施工してみると、LDKのアクセントになり、
とても明るいイメージの空間になります。
それでも躊躇してしまう場合は、
キッチンツールに赤を取り入れるのはどうでしょうか?
海外製のキッチンツールで赤が多いのは
気分的に楽しく家事ができる色として人気だからだと思います。
ヨーロッパのお鍋で赤が定番色として多いのも、
見せる収納としてキッチンのアクセントになったり、
煮込み料理を食卓にお鍋ごと持っていくと
美味しそうに感じるからではないでしょうか?
食欲が無い時は、ランチョンマットなどを明るい赤系の柄にして
楽しく食欲が出る食卓を演出するのも良いと思います。
逆にダイエットしている方は、
ご飯が美味しく感じる赤はたくさん食べてしまいやすいので避けた方が良い色です。
生活の中での「赤」の役割
赤をファッションに取り入れるときに、
もし抵抗がある場合は、アクセサリーや小物から取り入れてみてはいかがでしょうか。
プレゼンなど仕事で「今日こそは!」と言う勝負の日は
自分が見えるどこかに赤を身に付けることで
赤からエネルギーをもらってテンションを上げて挑む人もいるようですよ。
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このように、色は私たちの衣食住でそれぞれの取り入れ方があります。
赤を思い浮かべる時、鮮やかな原色の赤を思い出す事が多いと思います。
サラダの中のトマトなど、食卓ではその鮮やかさが美味しそうに見える重要な役目をします。
でも衣・住それぞれに取り入れる時は
それぞれのシーンに合った取り入れやすい赤を選べば良いと思います。
明るい〜暗い・浅い〜濃い、いろいろな赤があり、
小面積の部分でしたら取り入れやすいと思うので、ぜひチャレンジしてみて下さいね。