家づくりコラム
2021.03.02
片付け上手になるための簡単な方法

工務の光です。せっかく家を建ててもモノで溢れてごちゃごちゃだったら、、、暮らしの質は上がりません。片付けが苦手な方でキレイな家で暮らしたい!という方。今回のコラムを読んで生まれ変わりませんか?
片付けが苦手な方へ
生活感がまったく無いような綺麗な家に住んでみたい…
そう思った事は誰だって一度くらいあるんじゃないでしょうか?
しかし、なかなか片付けが出来ない人からすれば、
そんなのは遠い夢のような話…笑
現代において「汚部屋おべや」といった言葉が生まれるくらいですから、
片付けられない人はそれなりに多くいます。
ということで、片付けが苦手という方へ向けて、以下2点のアクションプランをご紹介します。
- 片付けることができない人のための簡単な考え方
- リバウンドをしないための習慣
これからお話することをぜひ実際に実行してみて下さい。
片付けが出来ない人はコレが出来ない!
物で散らかった部屋を綺麗にすっきりさせたい…と思ったあなたは、まず何からはじめますか?
物入れを買って整理整頓をしたり、棚を取り付けてそこに並べて片付けたり…
それ、やってる気になってるだけで実際は全然進んでいませんよ。笑
じゃあ何をすれば良いのかと言うと、一番はじめにするべきことは「物を捨てる」です。
物をしまう前に、まずは物を捨てましょう。

なぜならすべての容量ははじめから決まっているからです。
クローゼットも棚も…もっと言えば部屋だって…
いやそもそも家自体、容量は(増築などのイレギュラー条件を含めなければ)絶対に絶対に変わりません。
なので入れ物や棚などのモノを購入することは、
結局は物が増えて逆効果です…絶対にやめましょう。
..
もう一度言いますが、一番初めにすることであり一番重要なのは、
まず躊躇せずに物を捨てる作業です。
「物を捨てる」がチャント出来れば片付けは80%終わったようなものです。笑
物でゴチャゴチャな部屋からスッキリ片付いた部屋になれば、体にも心にもいいですよね。
- 自然と決断力/行動力が身体に染みつく。
- モノが整理整頓していれば、何かを探す時間は明らかに短縮。
- 自分にも出来る!と自信が付く。
- 物が少なくスッキリしていれば掃除が簡単なので、ホコリも減って健康体が維持しやすい。
- 空きスペースに余裕ができ、家事などが飛躍的にラクに。
- 使用しないものが無ければ、本当にお気に入りなモノのみを身の回りに置いて、シンプルにそして気持ちの良い生活が送れる。
片付けリバウンドをしないための習慣
せっかく片付いても、リバウンドしてしまったら意味ありませんよね。笑
リバウンドしない為の習慣として、まずはじめに片付けの自分ルールを決めましょう。
オススメとしては、ものすごく簡単な下記の5つです。

■収納する場所を近い場所(ひとかたまり)に
「あれ?どこだっけ?」「あっち?そっち?それともこっちか?」と悩む時間は手間だしムダです。
そうなるとどうなるか。
結局は出すのもしまうのも面倒くさくなって段々とモノが散乱しはじめます。
..
■毎日使う物には、それ用の置き場所を1つ作る
帰宅後、上着やバッグをソファーに置いていませんか?
動線に合わせてそれ用の置き場作るといいでしょう。
例えば、動線上にある壁やタンスの側面にフックを付けたり。
あとは簡単なバスケットなどを置いて、そこにカギのようなちょっとしたものを入れるとか。
セーターやジーパン等の洗う頻度が低い物を置く場所も確保したいものです。
..
■非重要なダイレクトメール・ハガキなど
たいして重要でないダイレクトメールやハガキは、長く置きっぱなしになりやすい物のひとつですよね。
置き場を1ヶ所決めて、1ヶ月経っても触らなかったら迷わず捨ててしまいましょう。
1ヶ月ずっと手を付けなければ、間違いなく今後一切使うことのないモノ(つまりただのゴミ)と化します。
ということで、もちろん『ノールック捨て』でOKです。
「これ本当に必要ないかな?」と迷った時点で不必要確定ですから。
本当に無くなったら困るものは、ポストから出した時点でわかるはずですよね。
..
■子供用オモチャは1軍と2軍に分ける
子供のオモチャって、頻繁に使うものと全然使わなくなったもので別れます。
1軍と2軍の置き場所は子供自身に考えさせると良いです。
ちなみに、1軍・2軍を分ける際に、
「これいる?これいらない?」
「これ使う?これ使わない?」
と子供に聞くと、大半のオモチャに対して
「いる!」「使う!」と答えます。
なので、一つの手として、
「これ好き?好きじゃない?」
「これ楽しい?楽しくない?」
のように聞いてみるのがポイントですね。
..
■まとめた片付けをしないで少しづつやる
最終的に帳尻を合わせる形でまとめ掃除をやろうとすると、ドンドン散らかっていきます。
後々まとめてやろうと思っていても、様々な誘惑や予定外の急用などで時間が潰れたら片付け・掃除はなかなか進みません。
仮にまとめてやれたとしても、結局やりきれなかった…なんていうリスクもあります。
今日は洗面台だけ。今日はこの棚だけ。今日は机だけ。
今日は5分だけ使ってココだけを…
そんな程度でいいので、毎日少しづつやる習慣を付けてみましょう!
..
まとめ
ものをチャント捨てる事ができれば、片付けの大半は成功したも同然。
昭和の「物を捨てる=もったいない=物をためる」という考え方は平成で終わりとし、
不必要なものは捨ててスッキリさっぱり晴れやかに、そしてシンプルに生活していきましょう。