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2019.02.07
色の鮮やかさ「彩度」
こんにちは!
コーディネーターの長澤です。
今日は「色の三属性」の色相、明度に続き「彩度」についてです。
「属性」とは色に共通して備わっているとされる性質や特徴のことでしたね。
①色味 ・・・色の世界では「色相」と言います。
②明るさ・・・ 色の世界では「明度」
③鮮やかさ・・・ 色の世界では「彩度」と言います。
とまたまた復習です。
今日は色の鮮やかさ「彩度」についてお話しをします。
以前にもお話しをした事がありますが色は
白、黒、灰色と色味がない色・・・無彩色
赤、青、黄、緑と色味がある色・・・有彩色
に分ける事ができます。
この有彩色には彩度があります。
赤、青、黄、緑のそれぞれの色の中でも鮮やかな色もあればくすんだ色もあります。
その中で一番鮮やかな色が彩度が一番高い色で「純色」と呼びます。
小学生の時に使っていた絵具の赤、青、黄、緑の色のような鮮やかな原色の色です。
この純色に彩度の無い無彩色である
白を混ぜると、薄くなっていき、
灰色を混ぜると、くすんでいき、
黒を混ぜると、暗くなっていきます。
例えば純色の赤に無彩色を多く混ぜていくと
白に近い淡いピンク、
灰色に近いくすんだ茶色、
黒に近い茶色になり、これらは彩度が低い色です。
一番彩度の高い純色の赤に
少し白が混ざった明るく、華やかな赤
少し黒が混ざった濃いクラッシックな赤
は彩度が高い色です。
多色の色使いで彩度の高い色同士の組み合わせは、派手な印象になり、彩度の低い色同士の組み合わせは地味な印象になります。
身近かお店にあるカーテンや柄の洋服で色のそれぞれの彩度を意識してみて下さい。
これまで3回に分けて色の三属性をお話ししてきました。
これがこれからの色の組み合わせをしていく上で基本となるものですので、ぜひ身近に溢れている色で確認してみて下さい!
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