
家づくりコラム
2026.06.19
【静岡市】耐震等級3だけでは不十分?一級建築士の私が制振装置evoltzを選んだ理由
代表の松尾です。静岡市で家を建てるなら、耐震等級3は絶対に必要です。でも、それだけで本当に安心できるのでしょうか? 今日は「地震に本当に強い家」について、できるだけわかりやすい言葉でお話します。
静岡市で家を建てるなら、まず結論から。
耐震等級3は必要です。
でも、それ「だけ」では地震に万全とは言えません。
大きな揺れがくり返されると家にダメージがたまること、
そして「共振(きょうしん)」という怖い現象に備えるため、
私たちは制震装置evoltz(エヴォルツ)を全棟に標準搭載しています。
私は一級建築士として静岡市で数百軒の家づくりをお手伝いしてきました。
最近、お客さまから耐震について聞かれることが本当に増えました。
ここ静岡市は南海トラフ地震がいつ起きてもおかしくない場所です。
今日は「地震に本当に強い家」と、
私がなぜ制振装置evoltzを選んだのかを、なるべくやさしい言葉でお話しします。
そもそも「耐震等級3」ってどれくらい強いの?
家の地震への強さは、等級1〜3の3段階で表されます。
- 等級1…国が決めた最低限の強さ(建築基準法を満たすライン)
- 等級2…等級1の1.25倍。長期優良住宅や、学校・病院などの基準
- 等級3…等級1の1.5倍。いちばん上で、消防署や警察署もこの基準
当社の家はすべて、この最高ランク「3」で建てています。
1〜3を並べれば等級3がいちばん頑丈なのは一目瞭然です。
ただ——ここが大事なのですが、
「等級3だから手放しで安心」とは言えないことが、研究でわかってきました。
この耐震等級という制度ができたのは2000年。
それから25年以上研究は進み、新しい事実が見えてきたのです。
等級3でも大きく揺れる?「共振」というやっかいな現象
いちばん怖いのが「共振(きょうしん)」です。
耳慣れない言葉ですが、とても大事なのでお付き合いください。
まず、どんな家にも「揺れやすいリズム」があります。
背の高いビルはゆっさゆっさとゆっくり揺れ、
低くてがっしりした家は小刻みに速く揺れる——というように、
家ごとに「揺れの速さ」が決まっているのです。
これは、その家が持って生まれた性質のようなものです。
そして、地震の揺れにも「速さ」があります。
ゆっくり大きく揺れる地震もあれば、細かく速く揺れる地震もあります。
問題は、家の速さと地震の速さがピタッと合ってしまったとき。
揺れがどんどん増幅されてしまう。
これが「共振」です。
やっかいなのは、共振が起きると等級3の頑丈な家でも、
等級1の家より大きく揺れてしまうことがある点。
実験動画でもはっきり確認できます。
しかも、どんな速さの地震が来るかは誰にもわかりません。
だから、耐震等級だけに頼ってはいけないと私は思うのです。
私が出した答えが「制震装置evoltz(エヴォルツ)」でした
地震の揺れをゼロにはできませんが、
減らすことはできます。
その方法が「免震」と「制震」です。
免震は、建物と地面を切り離して揺れを逃がす方法。
効果は抜群ですが、コストがかなり高く、
一般の住宅ではなかなか手が届きません。
そこで私が選んだのが、もうひとつの制震です。
柱と梁に装置を取り付けて揺れを吸収するもので、
比較的コストを抑えながら大きな効果が期待できます。
車のサスペンション(ショックを吸収する装置)のようなイメージですね。

斜めに設置されているシルバーのものが制振装置です。
なぜ、制振装置evoltzでなければならないのか
制震装置はたくさんの種類があります。
その中で私がevoltzにこだわったのには、はっきりした理由があります。
それは、世に出ている制震装置の中で、
唯一「共振」を低減できる装置だからです。
どの制震装置でも、ある程度の揺れは減らせます。
でも、いちばん怖い「共振」が起きてしまっては意味がない。
そこをしっかりおさえてくれるのがevoltzでした。
しかも、わずか3mmの小さな揺れから強烈に効果を発揮してくれる優れもの。
だから私は全棟標準採用を決めたのです。
正直に言います。
お客さまが「コストを下げたいから、うちは要らないよ」とおっしゃっても、
私は付けます。
喧嘩してでも付けますよ(笑)。
それくらい、安心安全な家づくり——
お客さまの命と財産を守ることは、私にとって譲れない責任なのです。

まとめ:静岡市の家は「等級3+制振装置evoltz」で安心を
地震は怖いですが、きちんと備えておけば大切なご家族を守れます。
静岡市で家を建てるなら、
耐震等級3を土台に、
共振まで防げる制震装置evoltzを——
これを一級建築士として強くおすすめします。
他社さんで建てる方も、ぜひ制震装置を検討してみてください。
多くの場合オプションになりますが、
一生の安心のためです。
もっと知りたい方は、いつでもご連絡ください。
建築中の現場にご案内して、
「地震にあんしんな家づくり」をわかりやすくお話しします。