家づくりコラム
2022.06.14
金利はもうすぐ上がります、その対処法について
社長の松尾です。お客様に常に良い選択をしていただくために、日々経済状況をチェックしています。今回はこれから家を建てる方すべてにお伝えしたい「安心、安全な家づくり」を突き詰めた、住宅ローンの選び方についてお話します。
物価上昇が止まらない
2022年6月現在。
毎月の物価係数の上昇はひどいものです。
日本は海外からの輸入に頼りきった国の為、
円安=価格高騰が成り立っています。
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アメリカの政策金利(以前の公定歩合)上昇を受けて
日本の政策金利も追って上昇しなければいけない状況なのに
ずっとこらえているため
円安はこれからしばらくは続くのではないでしょうか。
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そして「ロシアのウクライナ侵攻」による世界情勢の悪化により
原油価格、小麦粉、材木の高騰などダブルパンチで
日本経済はノックアウト寸前です。。
金利は必ず上がります
変動金利をお考えの方は要注意です。
はじまりは数年前、
安倍総理と日銀の黒川総裁が「アベノミクス」を掲げたことからでしょう。
今も日銀が政策金利を上げないのは、この2人のメンツを守る為、
ただ、それだけのようです。
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しかし、黒川総裁の任期は「2023年4月8日まで」です。
「日銀総裁の任期に俺なんか関係ねーよ。」
そう思っていませんか?
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あなたのご家族全員の人生を変えてしまう可能性があります。
しかもかなり高い確率で。
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全てはあなた次第です。
ここからは、私自身の意見なので、他人の意見として聞き流すのも、
じゃどうすれば良いのか考えるのも、
あなた次第です。
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それでは早速、私の考えをお伝えしますので
自分に降りかかるかもしれないリスクの回避方法を知っておきたい方は
ぜひ続けてお読みください。
2023年4月に何が起こるのか
今年に入って政策金利は上昇を始めています。
しかし現在の上昇分は、まだまだそれほどではありません。
怖いのは1%~2%の上昇が始まった時です。
3000万円の住宅ローンを予定しているあなたの金利、
1%上昇すると支払額は600万円、
2%なら1200万円増えてしまうことはきっと知っていますよね。
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なのになぜ、変動金利を選ぶのでしょうか。
目先の金利だけを見て、
月々の返済額が9,000円~10,000円安くなることに満足しないでくださいね。
住宅ローンは35年間もあるんです。
変動を選んだ方が、10年後に住宅ローンの残高を見て驚く顔を
私は見たくありません。
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金利の上昇が始まったら固定金利への変更しようと思っているあなた。
5年10年は金利は上がらないだろうと思っているあなた。
金利は上がります。
必ず上がります。
それも来年の春に上がります。
4月までは早々大きく上がることはないとは思っています。
その理由は、日本銀行黒川総裁の任期が来年4月に終わり、新総裁に変わるからです。
アベノミクスなどと言ったものから切り離され、
日本経済を救う為には
日本銀行の新総裁が政策金利を上げて活性化するしかないと私は思っています。
では一体どうすればいいの?
35年もの長期ローンを「安全に払い続ける」為にやるべきことは、
2つ。
1つ目は、全期間固定金利を選択する。
金利が上昇したら固定金利に切り替えることはほぼ出来ないでしょう。
金融機関で出来るって言ってましたか?
それが出来る方は今、変動を選ばないでしょう。
逆に言えば将来固定金利に切替の出来ない人が変動を選んでいると分析されます。
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2つ目は、ライフプランを第一に考えた家づくりプランを進めていく。
自分の人生ですから、ずっと笑顔で暮らしたいですよね。
やっぱり、どんなことでも計画を立てて進めば
途中どこかで道を外れかけても気が付くだろうし、
修正だって出来るんです。
「備えあれば憂いなし」すばらしい言葉ですね。
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それでも変動金利を選ぶのなら
繰上げ返済を頻繁に使い
1ヶ月でも早く完済出来るよう頑張ってください。
金利が上がる前に完済出来れば最高ですね。
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そういう私も7年前に住宅ローンを利用し最後の自宅を建てています。
勿論、安心して払っていけるよう全期間固定を選んでいます。
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最後は全て自己責任となりますので、
くれぐれも後悔の無いようにしてください。
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とても大切なことですので、少々語気が荒くなってしまったことを
お許しください。
私のお客様には後悔して欲しくないのです。
言葉足らずで内容が伝わりにくいなどありましたら個別でご相談に応じます。
いつでもmatsuo@eim-home.jpメールください。