スタッフブログ
2019.04.07
トーンを使って思い通りに演出
こんにちは!
前回まで、色の三属性についてお話ししました。
今回からは、色の『トーン』についてお話ししていきます。
このトーンの仕組みがわかると、衣食住において色を使ったイメージコントロールがしやすくなるのでとても便利なツールです。
トーンとは『色の調子』の事で色の三属性の中の明度と彩度が近い色を各色相ごとに振り分けたグループです。
同じグループの色は色相は問わず同じイメージになるのでグループ内の色同士を使うと空間や服装などのイメージもコントロールしやすくなります。
原色のグループを『ビビットトーン(純色)』と呼びます。
このグループの色に白を混ぜていくと、だんだんと明るく淡い色のグループになります。
春から夏にかけて、街で多く見かける3段階のグループです。
イメージを確認して下さい。
次回で説明しますが、黒を混ぜていくとだんだんと暗く重いイメージの色のグループになります。
灰色を混ぜていくと、曖昧な鈍い色のグループになります。
白、黒、灰色の混ざる度合いで12グループに分けて配置したものをトーン表と呼び、同じグループの色はイメージが同じなので、グループ内で多色使いしても共通のイメージを与えることができます。
服装、インテリア共にこのトーンをうまく使う事が出来ると、自分の好きなイメージを表現できるので色選びが楽しくなります。
ぜひ、このトーンの仕組みを覚えて、色の組み合わせを楽しんで下さい!
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