家づくりコラム
2021.11.16
後悔しない住宅ローンの組み方(1)
代表の松尾です。住宅を考えているんだけど、月々の返済額はいくらにすれば良いのかわからない。色々、計算してもやっぱり不安だ。そんな方は多いと思います。今回は住宅ローンの返済額や返済比率(収入とローン支払い額の比率)についてお話していきます。
年収に対してどのくらいローンが組めるのか
収入が高いほど、日々の生活に住宅ローンの影響は出にくくなり、
収入が低いほど家計を圧迫しやすいと考えられています。
金融機関が基準にしている基本的返済比率は25%~35%と言われています。
世帯年収が
350万以下のご家庭は25%まで。
350万を超え450万以下は30%まで
450万を超える場合は35%まで。
といった具合に決められているケースがほとんどですが
各金融機関での審査状況により
かわることもあります。
返済比率をうのみにしてはいけません!
例えば、国家公務員や、一部上場企業10年以上勤務など
金融機関からしても取りっぱぐれが無いと判断されるかたには
40%を超える返済比率で貸し出すこともあるようです。
しかし、これではあなたの生活は住宅ローンに支配されてしまうことになるでしょう。
重要なことは「家族が安心して笑顔で楽しく暮らすこと」であり
決して「家を建てること」ではないはずです。
金融機関がいくら貸してくれるか?ではなく
毎月、無理せず支払い続けられる金額はいくらなのか?なんです。
そこがクリアされて初めて「家に価値がある」と言えるのではないでしょうか。
無理のない、そう言うのは簡単ですが
実際に自分が家を建てたいと決断した時
予算オーバーにならないようにするには
いったいどのように制御すれば良いのでしょうか?
また、頭を悩ませてしまいそうです・・・。
が、一つだけ良い方法があります。
この先が本題です。すみません、長くなりそうなので
次回【困らない住宅ローンの返済方法-2】で詳しく解説したいと思います。