家づくりコラム
2021.06.21
建築中の現場を見たい!いつ見に行けばいいの?

工務の横澤です。自身の家を建てた経験や、日々収納やインテリアについて個人的に考えていることを書いていきます。これを読んで少しでも家づくりを考えている方のお役に立てばいいな〜と思っています。今回は「建築中の現場へ行きたいけど、いつ行く?」をテーマに書いていきます。
実際に現場に行ってみよう
以前、『図面をしっかり確認する必要性』についてを書きました。
今回は、図面の平面上の物が形としてなっていく時期、
つまり家が上棟して完成するまでの間に
現場に行って確認する時期やポイントについてお話しします。
...
家が出来上がっていくと、皆さん意外と形になっていくことだけに満足してしまい
大切なことにあとで気付くなんてこともあります。
ポイントとしてどこを抑えていけばいいのか、
以下を読んでいただけたらなと思います。

➀まず、家が建つまでの行程について
家はどんな順番で出来て行くのでしょうか?
- 1.基礎→家の土台となるコンクリートの床と立ち上がり(壁)を作ります
- 2.上棟→1日から多いところは数日にわけて家全体が、それぞれの材で建ちます
- 3.木工事→大工さんが数ヶ月かけて、家の中を仕上げていきます
- 4.仕上げ→木工事が終わると中の照明や装飾が始まります
- 5.お引き渡し
簡単に工事が始まり、お引き渡しまではこのように進んでいきます。
期間は、建築会社によって違うとは思いますが長いと約半年ほどかかります。
②現場にいく時期は木工事に入ってから
ではこの時期の中で現場に行って確認するタイミングは??
この工程の中で、家が出来ていく姿や気になる箇所を確認出来る時期は
上の工程の③:木工事(大工さんが家の中を仕上げていく時期)になります。
なんで木工事の時期が大事なの?
木工事も数か月と期間が長いけど、いったいいつ行けばいいの?
そんな疑問もお持ちになるでしょう。
以下に木工事の中で行くタイミング・時期のポイントをここからはお伝えしますね♪
ポイント①:壁が出来る前(ボードが貼られる前)
家が建ち始めると、立体的なイメージができるので
意識は出来たあとの家具やインテリアに向いていきます。
そのときに下地がほしい、ここに家具を置きたいって思ったときに、
壁が出来る前ならまだ変更がどうにか可能です。
...
ポイント②:足場が外れる前
外壁が終わり、外周周りが終わると足場を外します。
足場を外してしまいますと、外周周りに関係してくる(高所)ものは変更がきかないので、
ここもタイミング的に現場に出向くといいですね

...
ポイント③:木工事が終わるとき
木工事が終わると、今まで現場にずっといた大工さんがいなくなります。
その前に、最後の確認として現場にいくといいですね
③それ以外でも気になる時に行ってOK
重要なポイントを3つに分けましたが、
これはあくまでも一般的なポイントになります。
みなさんそれぞれ気になる箇所があると思います。
例えば楽しみにしていたキッチン。
こだわったトイレ空間。
収納箇所に拘った方は収納箇所。
これらも現場に行き実際に目にすることで生活のイメージが湧きますし
何よりテンションが上がります。
いつそれらが出来上がっていくのかは、現場によっても違いますから、
担当の現場監督を頼りにしましょう♪
時期も相談もしっかりのってくれるはずです♪

まとめ
ざっと簡潔に書きました。
建築会社やそれぞれ確認したいポイントはあると思いますので
参考までに心に止めておいてほしいです。
一生に一度のお家作り、家が建っていく様子はなかなか見ることが出来ません。
大切な記念にもなりますので、
ぜひたくさん現場を見に行ってほしいと思います。