家づくりコラム
2021.06.04
難しそうな設計図面でも必ずチェック!どこを見ればいいのかお教えします
工務の横澤です。自身の家を建てた経験や、日々収納やインテリアについて個人的に考えていることを書いていきます。また、家づくりにおいて悩んだことや考えたことも書いていこうと思います。これを読んで少しでも家づくりを考えている方の役に立てばいいな〜と思っています。
設計図面をじっくり見たことありますか?
今回は、現場監督としてお客様と接する中で感じていることについてお話ししようと思います。
それは設計図面をどこまでご自身で理解しているかです。
家を建てるにあたって設計図面を施工会社から渡されます。
その際にご自身でも図面に書かれている内容をしっかり理解すること。
これが意外と難しいようです。
平面で書かれているものを、頭の中で立体化しなければいけないのですから難しいですよね。
ですが、
それが後悔のない家つくりにする大事なポイントなんです!
ちょっと面倒で難しいかもしれませんが、それも含めて家づくりを楽しんでほしいのです。
そうは言っても、何に気を付ければいいの?
現場監督の目線から、図面上において確認してほしいポイントをいくつかあげていきますね。
柱・筋交・間柱
家の構造で必ず必要になるものです。
柱・筋交いが入っている場所にはその記号が記されています。
図面にある記号を確認しましょう。
わからなければ、設計士でも監督でも、なんでもプロに聞いちゃいましょう♪
喜んでご説明します!
柱や筋交等を理解しておくと
エアコンの取り付けや、その後の家具の取り付けなどに役に立ちますよ。
壁
これは大体線で示されています。
「壁がここにあるとは思わなかった!」ということがないように確認しておくと安心ですね。
壁に何か飾りたいものや付けたいものがあれば
事前に下地をお願いしましょう。
あとから壁に何でも付けることができるわけではありません。
壁掛けテレビや大きな家具は重量があるので、必ず下地が必要です。
あとからその下地をお願いすると大変な工事になり、また料金が発生します。
ですが、工事の段階でお願いすれば意外とすんなり下地を入れてもらえます。
手間賃や材料費はかかりますが、あとで工事をするよりも安易です。
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窓の開口・大きさ
窓がつく位置は確認すると思うのですが、
大きさや形は見落としがちかもしれません。
縦の窓か、横の窓か、
部屋のどの部分について、大きさはどれぐらいあるのか…
カタガラス(すりガラス)なのか、透明ガラスなのか...
あとでびっくりしないように確認しましょう。
窓の大きさを把握することで家具の高さ決めたり、カーテンの種類を考えたりすることも楽しくなります。
大切なのは、空間を想像すること
松尾工務店では、図面を渡す際にこれらのことを丁寧にお伝えしています。
が。
すべての内容をすぐに理解するのは難しいと思います。
わからなくなったら、遠慮なく聞いてください!
そして、空間を出来る限り想像してみてください。
これが図面と家つくりの重要な接点になります。
家づくりは、つくる側とお客様との信頼関係が大切です。
その中でお互いどこまで真剣に家づくりに向き合うことが出来るかが重要になりますよね。
そして、その信頼性の中でわからないことはぜひ聞いてほしいと思います。
後悔のない家づくりのために
精一杯お応えします!!