家づくりコラム
2021.04.28
建築士もおすすめ!小さな家のメリット(2)
社長の松尾です。前回から引き続き、「コンパクトな小さい家のメリット」についてお話をしていきます。
30年後のことを今考える
家の大きさは自分たちの将来像20年後、30年後のことも考えておくことも大事です。
家を建てられる方の年齢は、たいていどこの調査でも
30代前半から40代半ばの方が中心です。
もし、30代で家を建てたのなら30年後には60代ですよね。
豊かさを感じられる家が良いですね。
今は微塵も感じないかもしれませんが、
「一晩寝ても疲れがとれないなぁ」とか
「階段は余り登りたくない」
そんな言葉を漏らし始めているころかもしれません。
そういう年代になることも忘れずに
想像した家を建てたいものです。
減築リフォームもありますが、、
家族が独立したり家を出て夫婦2人だけになったなど
家族構成の変化により家に求めるものも変わってきます。
暮らす人数が減れば、広いスペースはいらなくなりますね。
子供部屋を主寝室にしたり、
客間をなくすなど不要な部分を減築(削減)し
家をコンパクトにするリフォームも見られるようになりました。
家が小さくなれば日々のお掃除も楽になるなどの期待も持てます。
しかし、初めから必要最小限のスペースで
心地良く豊かな暮らしを送れるように考えるのも素敵なことではないでしょうか。
小さな家でもメリハリのある間取り
最近の具体例では子供部屋には壁もドアもないもの。
収納だけで廊下と区切る間仕切りのないもの。
ベッドと収納だけは1人になれる空間を確保してあげる。
勉強はリビングで。
受験勉強は2階ホールに造付けの共有カウンター机で。
吹抜けから明るくのびのびした空間などで
メリハリのある心地良さは造れるものです。
コンパクトな小さい家には
意外とたくさんのメリットがあることを
知っていただけたでしょうか。
大きな家でも、小さな家でも
笑顔で楽しく、そして快適に あなたらしい暮らしをしてほしいと願っております。