家づくりコラム
2021.05.07
ガルバリウム?サイディング?家の外壁を考える
工務の横澤です。自身の家を建てた経験や、日々収納やインテリアについて個人的に考えていることを書いていきます。今回は「外壁」のお話です。私が家づくりをした時外観について真剣に考えました。なぜなら誰からも1番最初に目に入る部分だからです。見た目や形…色々あると思いますが、今回は外観のイメージを決定づける「外壁」について書きます。
サイディング(窯業系サイディング)
よく一般的に目にする外壁材になります。
セメントや繊維質を混ぜた外壁材。大量に生産できるため、コストパフォーマンスがいい。色々な模様やカラーリングがあるのが特徴です。
ただ、サイディングは、水には強くないため10年に一度ほど塗装をすると外壁材のもちがいいと言われています。メンテナンスが必要ということですね。
外観としてはどんな好みにも対応出来るし、色々な色の組み合わせが出来るのがいいですよね!
柄もたくさんあり、レンガ調や高級感のあるものまで、色だけでなく柄も楽しめるのが特徴です!
ガルバリウム鋼板(金属サイディング)
ガルバは最近主流になっている外壁材ですね。簡単に言うと、錆びにくいメッキを塗った鋼の板になるそうです。
軽く施工はしやすいですが、その分傷や凹みは付きやすく、住みはじめてから何かものを当てたら簡単に凹んでしまうなんてこともあります。そして、コストは少し高め。
ガルバの良いところは、20年ほどメンテナンスいらずということ。
外観は、アウトドア好きの方、シンプルなお家が好きな方、ほかのお家と見た目に変化をつけたい方におすすめです!ちょっと変わった家を建てたい!そんな方におすすめです。
羽目板(木材)
日本には昔から使われてきた木材の外壁材です。しっかりメンテナンスをすれば、100年は持つと言われていますが、そのメンテナンスの大変さからあまり使われなくなっていますね。
でも、お手入れが好きな方には住み始めてからも家に愛着が持てると思います!
外観は、暖炉とか、コテージみたいな雰囲気が好きな方にはいいですよね。ただ、全体に使わなくても、ポイントで使うだけでお洒落な外観になると思います!
吹付塗装
モルタル材の板に、多様の模様やデザインを施しながら、塗料を吹き付ける方法です。
職人の技術、養生をしっかりしなければいけないことから、手頃な価格で大量生産ができるサイディングが主流になってきてからは、近年はあまり一般住宅では使用されなくなりましたね。
ただ、あの重厚感のある見た目は好きな方は好きです!
サイディングのはずだけど、なんか雰囲気が違うなって思う外観は吹き付け塗装をしてあると思います。
その他、レンガや塗り壁等他にもありますが、代表的なものだけ今回は書いてみました。
このように外壁材だけで外観の印象が変わります。毎日歩いている中で、通勤中の電車やバス内で、車を走らせながら見る風景の中で、いろんな家を見てください。きっと好きな外観が見つかるはずです!そしてイメージして、外壁にも興味を持っていただき、お家づくりを楽しんでみてくださいね♬