家づくりコラム
2020.08.03
快適な家づくりとは?
社長の松尾です。長い梅雨がようやく明けましたね。いよいよ今年も暑い夏のシーズンがやってきました。今日は快適とは?について少しお話したいと思います。快適と感じるのは一体どんな時でしょうか。
快適とは?
いよいよ今年も暑い夏のシーズンがやってきました。
気温が高いと体力も気力も奪われとても疲れます。
何とかならないの?毎年そう思いますが、
「夏は暑くて、冬は寒い。あたり前だ」と、昔よく祖父に言われていたことを思い出します。
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快適とは?について少しお話したいと思います。
快適と感じるのはどんな時でしょうか。
人それぞれのライフスタイルを持っているので感じ方もそれぞれ違いはあるでしょう。
夏本番のこの時期、日中の気温はグイグイ上がり、
30度を越える真夏日が連日続いています。
吹き出す汗をタオルで拭いながらお仕事をされている方も大勢いらっしゃるでしょう。
家づくりの現場で働く職人さんたちに比べれば、私の汗など何でもない量だと思います。
普段から自分の身を置く環境により満足度も当然違ってくるのでしょう。
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人は様々な状況下で、徐々に順応し慣れていくものですが、
長く続けば体のあちこちにストレスを感じ始め、
その結果
「ひどく疲れる」
「食欲が薄れる」
「一晩寝ても・・・」
など体調を崩しやすく、注意が必要です。
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これは、夏の暑い時期も、冬の寒い時期も同じです。
それでは快適とは?
「○○が凄くいいね」とか
「エアコン効いてて涼し~」とか
「床暖房でホッカホカだね」など、
そういった感じる満足ではなく
むしろその逆で、
気持ちいいとも感じない、ストレスも感じない
「何も感じない満足」こそが
本当の意味での快適と言える気がします。
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例えば冬の寒い日、
帰宅し玄関を開けると冷えた体全体にジワーと暖かさを感じ、
心地良い気持ちになります。
上着を脱いで、家の中では薄着でいても
「寒くもない」
「暖かくもない」
フローリングの上も裸足で、
「冷たくない」
「暖かくもない」
ちょうど良い感じ。
これが快適っていうんじゃないかなぁ。
5年前に自分の家を建ててから、そう思うようになりました。
ストレスフリーなちょうど良さ
私は以前から熱帯魚を趣味で飼っています。
なぜ、ここで熱帯魚なのかというと・・・、
熱帯魚は冷たい水の中でも
暖かすぎる水の中でも生きていけません。
アクアリュウムの適温は20度~25度なんので、
冬はヒーター、夏はクーラーで水温調整することが望ましいんです。
実際、前の家では「贅沢なやつらだ」と言いながら育てていました。
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しかし、家の温度が安定していると、
年間を通して20度~25度でいてくれると
アクアリュウムのヒーターもクーラーもいらなくなるんです。
この画像のほとんどの魚は我が家で生まれた子たちです。
環境が良くなければ子供は生まれにくいし、生まれても育ちません。
ストレスフリーが大切なことは人も魚も同じなんですね。
住まいの環境がいかに大切なのかが良くわかります。
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このように、春先のちょうど良いストレスフリーのシーズンが
家の中でずっと続くとしたら、
玄関、トイレ、お風呂でも、どこにいても心地良いのならば
慢性化している冷え性を持つ奥様にもきっと効果があるはずです。
そんな家こそが健康もエコも含めて、
快適と言えるんじゃないでしょうか。