家づくりコラム
2023.11.13
住宅ローンは繰り上げ返済すべき?メリット・デメリットは?
代表の松尾です。今回は住宅ローンのお話です。なるべくなら早く返済してしまいたいのは、どなたも同じだと思います。今回は「繰り上げ返済のメリット・デメリット」についてです。
住宅ローンは繰り上げ返済すべきかどうか?
いきなりですが、目標はお持ちですか?
目標があって、期限が決まっている(決めている)場合、
・計画通りに進める派
・できるだけ前倒しで進めたい派
どちらでしょうか?
住宅ローンの返済でも2つパターンがあります。
①ずっと同じペースで返済するつもり
②繰り上げ返済をして早く借入額を減らしたい
ー②の方は、「臨時収入が入ったらすぐに繰り上げに回す」
「退職金でドカーンと返済するつもり」と
考えている方が多いようです
が。
実は、住宅ローンの繰り上げ返済にはメリットデメリットがあるんです。
繰り上げ返済のメリット
①支払う利息が減る
利息はローン残金にかかるので、残金を減らせば当然その分の利息も減ります。
②返済ストレスからの解放
住宅ローンはいわゆる「借金」です。
ずっと負債を抱えている状態はストレスを感じます。
それから抜け出せるのは大きなメリットですね。
ここからはデメリットのお話です。
繰り上げ返済のデメリット
①住宅ローン控除の減額
2022年に法改正され、現在は控除率0.7%、控除期間13年間(新築の場合)になりました。
年末時のローン残高の0.7%ですので、
繰り上げ返済を行ってローン残高が減ると、戻ってくる額も少なくなります。
低金利で借りている場合は、繰り上げ返済しない方がお得な場合もあります。
②手持ちの現金が減る
貯金をゼロにしてまで繰り上げ返済をする方は
さすがにいらっしゃらないとは思いますが...。
すぐに引き出せる現金がないと急な出費に対応できなくなります。
ある程度の貯金を残しておくことは大切です。
私の個人的な見解は...
▶固定金利なら、無理に繰り上げ返済しなくても◎
▶ ローン控除期間が終了すれば、考えても◎
▶ 住宅ローンと併用して自動車ローンなど高い金利のローンを組む予定があるのなら、繰り上げ返済に充てる額をそちらにまわした方が良いです。金利で比較しましょう。
住宅ローン控除が終了するタイミングで一度、
繰り上げ返済すべきか考えてもいいと思います。
また、金利が大きく変動する場合も考えるタイミングです。
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